- 2024.05.06
- ラクトフェリンを語る
生まれたての赤ちゃんを守る成分
さて、ここからが本題。生まれたばかりでウイルスや細菌に無防備な赤ちゃんが元気にスクスク育つのは、一体なぜなのでしょうか。それは、母親の初乳(産後、最初に出るおっぱい)に多く含まれるラクトフェリンという免疫力強化成分がはたらいているおかげだそうです。昔から「母乳を飲んで育った子は元気」と言われます。もし、大人になってからも毎日、この母乳に含まれるすばらしい成分ラクトフェリンを摂ることができれば、赤ちゃんの頃のたくましい生命力が蘇り、みずみずしい素肌も取り戻せるかもしれません。免疫力に深く関わるラクトフェリン
「母乳で育った子は元気」の話は迷信と思う方もいるかもしれません。そこで、大学や研究機関で立証されているラクトフェリンのメカニズムを調べてみました。免疫力に関わっているのは、主に私たちの白血球の中にいる免疫細胞。T細胞、B細胞、顆粒球、マクロファージ、NK(ナチュラルキラー)細胞などが、その代表選手です。それぞれがウイルスや細菌と戦い体を守る大事な細胞ですが、T細胞やB細胞などが体に異変が生じてから、過去に記録された対処法を呼び起こし出動する(つまり適合しなかったり出遅れることがある)のに対し、NK細胞は常に血液中をパトロールして、異変を見つけるとすぐにその場で治しにかかります。ラクトフェリンはこのとても頼りになる免疫力の要であるNK細胞を活性化してくれることが、様々な研究結果で確認されています。また、ラクトフェリンは胃の消化酵素で分解されて、より抗菌性に優れたラクトフェリシンという成分に変わります。このラクトフェリシンが、元のラクトフェリンの10倍以上とも言われる強力な抗菌力と免疫力調整作用をもつことがわかっています。ラクトフェリンは胃でしっかりと消化されて、十分にチカラを発揮するようです。一方で、ラクトフェリンは胃で分解されずに腸まで届いた方が良いとする説もあります。いずれも日本を代表するラクトフェリンメーカーの一流企業の見解ですが、どちらが正しいのでしょうか。今後さらに研究を重ねていただいて、より有用な情報の提供を期待したいところです。ラクトフェリンを手軽にサプリメントで
さて、エイジングケアの力強い味方として期待されるラクトフェリンですが、大人になってから母乳を飲むわけにはいきません。ラクトフェリンをどのように摂り入れたら良いのでしょう。私と小原さんが手軽な方法として利用してきたのが、ラクトフェリンのサプリメントです。ラクトフェリンに限らず、サプリメントはどのメーカーの商品を選ぶべきか迷ってしまいます。そこで代表的なラクトフェリン商品の仕様を取りまとめてみました。
各社それぞれに特長があります。ライオンの「ナイスリム・ラクトフェリン」はメタボへのはたらきがポイント。わずか2ヶ月で内臓脂肪面積が22%減、ウエストサイズが4%も減ったという研究結果を公表しています。ラクトフェリンは、ダイエットが必要な方にも頼れる助っ人になりそうです。ちなみに私と小原さんは森永乳業の「ラクトフェリン・プラスタイプ」を続けています。この製品は、飲むというより食べるという感覚で、サプリメントにありがちなノドにつかえる感じが無い所が気に入っています。各社1日分の目安となる分量は違いますが、森永乳業のラクトフェリンは1日6粒、これで、たっぷり600mgもの貴重なラクトフェリン成分を摂ることができます。ラクトフェリン100mgあたりの価格を比べると森永乳業の「ラクトフェリン・プラスタイプ」は高価ですが、胃でしっかりと消化されるタイプなので大事なラクトフェリシンを摂取できる点を評価しました。前述したように、ラクトフェリンは、胃で消化されずに腸まで届いた方が良いとする説もありますが、コーティングなどを施さなくても、60%近くのラクトフェリンは胃で消化されずに、そのまま腸に届くそうです。その点を私は考慮しました。「ラクトフェリン+ラクトフェリシン」、これでラクトフェリン単独よりも数倍のはたらきが得られるのですから、理にかなった選び方だと思います。それから、「ラクトフェリン・プラスタイプ」にはビヒダスヨーグルトでおなじみの優秀なビフィズス菌「BB536」も入っているのも見落とせないポイントです。ラクトフェリンとビフィズス菌を一緒に摂ると、免疫力へのはたらきにいっそう拍車がかかるそうです。免疫力の7割はおなかの健康状態で決まるそうですが、実際に「ラクトフェリン・プラスタイプ」を食べるようになってから、おなかの調子をはじめ体調は上々。BMI値も理想値をキープし、ここ数年ダイエットの必要性をまったく感じていません。
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(追加情報)
ライオンのナイスリムエッセンス・ラクトフェリンは長く販売されてきたラクトフェリンの代表的な商品ですが、昨年末に製造販売権が日清食品に譲渡されました。Amazonでは今のところライオン製品として販売が継続されているようです。
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ラクトフェリンの安全性
ラクトフェリンは、母親の初乳に多く含まることは前述しました。つまり、太古の昔から人類が最初に口にしてきた栄養成分です。またごく微量ですが牛乳やチーズにも含まれ、とても長い食経験があります。それだけでも安心・安全性を感じますが、厚生労働省の厳しい試験でも安全性の高い食品添加物として認可され、さらに森永乳業のラクトフェリンはアメリカでGRAS(Generally Recognized As Safe = 安全性のステータスが認められた物質)として認定されているそうです。副作用の心配が極めて少なく、毎日続けられる食品と言えるでしょう。ラクトフェリンによる肌のツヤとハリの変化
最後に、これはぜひ女性の方にお伝えしたいのですが、免疫力が強化されカラダが活性化されると、肌のツヤやハリが変わるそうです。事実、小原さんもラクトフェリンを摂り始めてから、シャワーのはじけ具合が違ったといいます。「高価な化粧品をぬるよりも、内側からキレイになるからいいかも」小原さんがあまり誉めるので、「それって本当にラクトフェリンのおかげなんですか?」と聞き返してしまいましたが、確かに私がお会いしたラクトフェリンを摂っている人は、男女を問わず肌にハリがあり、若々しい方が多いような気がします。また最近ではラクトフェリンの抗菌作用が子宮内のラクトバチルスという乳酸桿菌にも良い影響を及ぼすとして妊活の分野でもラクトフェリンが注目されているようです。(追加情報)
ライオンのナイスリムエッセンス・ラクトフェリンは長く販売されてきたラクトフェリンの代表的な商品ですが、昨年末に製造販売権が日清食品に譲渡されました。Amazonでは今のところライオン製品として販売が継続されているようです。
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