昨年からワークショップで写真を学ばせてもらっている渡部さとる氏の写真集が届いた。inceptionというタイトルで、アウトフォーカスで撮られた写真と見る人に問いかけるシンプルなテキストで構成されている。過去の渡部氏の写真集の標準仕様ともいうべきハードカバー本から一変し、やわらかく折れ曲がる表紙で用紙も上質紙系でざらっとしている。師に向かって僭越な感想ではあるが、多様性と柔軟性の増幅を感じ想う世界が広がった。そして写真集に触れている時間が以前より長くなった。
<equipment>FUJIFILM GFX50R + Leica Summicron50mm f2.0
- 2024.05.10
- inception
- 2024.05.07
- 感度32
GWに後輩から富士フイルムの「ネオパンF」という超微粒子モノクロフィルムをもらった。すでに製造中止になっている製品で何と感度(ASA)が32。フィルム写真を始めてから主に感度400を使ってきたから、はたしてこの低感度フィルムを使いこなすことができるだろうか。使用期限が切れていることもあり現像しないと写りは皆目わからない。まずは、よく晴れた日に絞り開放で臨もう。慣れてきたら敢えて手ブレ上等で室内撮りをしても面白いかも知れない。いずれにしても被写体を吟味し容易にはシャッターは押さない。なかなか手に入らない希少な品を使うのだから。
<equipment>FUJIFILM X100F
<equipment>FUJIFILM X100F
- 2024.05.06
- G.W.が終わる
ゴールデンウィーク最終日。若い頃は明日からまた仕事に追われる日々が始まるとブルーな気分になったが、この歳になると何も感じない。仕事に対する懐の深さのようなものが増したのか、ただ鈍感になったのか。キアズマ珈琲でコーヒーをいただく。写真には写ってないがホットで一杯。気温に関係なく寛ぐにはやっぱりホットがいい。
<equipment>FUJIFILM X100F
<equipment>FUJIFILM X100F